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定期的にしたいプロのメンテナンス

ピアノは大変デリケートな楽器。気温や湿度のちょっとした変化や、設置環境の違いで少しずつ調律が狂ったり、鍵盤の動きが悪くなったりしてしまいます。

大切なピアノを末永く使い続けるためにも定期的なメンテナンスはとても重要。プロの手によるメンテナンスを欠かさないことが大切です。

調律・整調・整音などのメンテナンスが大切

ピアノの性能を保つためには調律、整調、整音のメンテナンスがとても重要です。

調律
チューニングピンを締めたり緩めたりして正しい音律に仕上げる作業。ピアノは弾かずに置いておくだけでも少しずつ弦が緩んで調律が狂っていきます。

ピアノは、ほかの弦楽器に比べて弦の強い張力がかかっています。この強い張力を維持することにより楽器として長生きできるように設計されています。デリケートな楽器なのです。

せっかく良いピアノを持っていても、調律が狂っていてはピアノの魅力を発揮することができません。

楽器として維持していくために、できれば半年に1回、使っていなくても、少なくとも1年に1回は調律してあげましょう。
 

整調
整調は各パーツのズレやゆるみを基本値に合わせる作業で、整調により鍵盤の弾きやすさが大幅に変わります。「ピアノは木やフェルト等の素材でできていますが、日々の演奏による消耗や気温、湿度の変化によって少しずつゆるみやズレが出てきます。
「音が出にくい」、「鍵盤の反応が悪い」などの症状は、整調を見直ことをおすすめします。

整音
正確な音が出るように、音色に影響を与えるハンマーを中心に、音色のばらつきや粒を揃えていきます。基本の音色に揃えた上で、演奏者の希望に合わせた音色に調整します。

プロに相談すべき不調のサイン

どんなに定期的に調律をしていても、生楽器であるピアノは調子を崩すことがあります。定期的なメンテナンスをしているのに、「連打ができなくなった」、「動きがにぶい部分がある」「古くなって低音弦の音が悪くなった」などの不調が生じた場合はプロに相談することをお勧めします。

ピアノはデリケートな生楽器なので、ある一箇所の動きがにぶくなっているだけでも途端に支障をきたしてしまいます。一部の調子が悪いからと言って買い替える必要はなく、その部分だけ修理することが可能です。不具合があれば修理をすればなんら問題ありません。

調律師選びのポイントとは?

最近では調律料金やピアノ修理料金の値下げ競争から、専門学校を卒業したばかりの経験が浅い調律師を採用している業者も多いようです。安い調律料金ばかりに気をとられるのは危険です。

また、「この状態では調律ができない」と断られたり、高額な修理費用を請求されたりというケースも少なくありませんので、注意が必要です。

調律は経験がものをいう世界なので、数多くの種類のピアノに触れ、修理経験を積んだ熟練した調律師にお願いするのがベスト。業者選びをする時には、修理実績や調律師の人数や年齢層などを調べておきたいですね。

調律師の経験を売りにする業者はホームページ等で紹介があるはずですから、確認してみると良いでしょう。

もうひとつ、調律師を選ぶ時にはオーバーホールまで行っている業者を選ぶのがお勧め。なにか不具合があった時に修理対応してもらえるような融通が効く業者だと、なお安心です。