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手軽にできるセルフケア

ここでは、ピアノを長持ちさせるための、家庭でできるお手入れ法を紹介しています。ピアノの美しい音色や光輝く艶を長く保つためには、愛情のこもったお手入れが必要です。今日から是非、実践してみてくださいね!

今すぐできるピアノのお手入れ法

快適な環境にする
ピアノは湿度や温度に敏感な楽器。湿度や温度が高くなると木やフェルト、金属部分、アクション、ハンマーなどに悪影響を及ぼし、音が出にくくなったり、鍵盤が下がったり、金属部分にサビが出やすくなったりします。
冷房の冷やし過ぎ、暖房の温度の上げ過ぎは、空気が乾燥しすぎて調律が狂うのが早まります。アクションのネジも緩みます。特に床暖房は注意です。

人が快適と感じる環境であればピアノも快適ですが、次のような点に配慮しましょう。

  • 冷暖房、特に床暖房の設定温度は控えめにしましょう。
  • 冷暖房機の真下の設置は、塗装割れの原因になることも。できるだけ避けましょう。
  • 冷暖房や温風ヒーターの風向きを調整して直接ピアノに風があたらないようにしましょう。
  • ピアノのすぐそばにストーブ等、高温になる暖房機具を置かないようにしましょう。

塗装面のお手入れ法
ピアノの表面についたほこりはピアノ用の羽毛、もしくはガーゼのような柔らかい布でふき取りましょう。力を入れて拭くと細かな傷の原因にもなるので注意。
鏡面艶出しのピアノ塗装にはピアノ専用のワックスを塗り、塗装の表面に汚れが付きにくくします。また、ワックスを塗ることで擦り傷が付きにくくなります。

※ピアノのワックスはあくまでも塗装表面に汚れが付かないようにするための保護剤的な役割。長年放置したピアノの塗装表面の汚れはピアノのワックスで取ることはできません。
ピアノのクリーニングは専門店の職人さんに依頼するのがよいでしょう。デリケートなピアノ塗装面を手作業で丁寧に磨いてくれます。

鍵盤のお手入れ法
塗装面とは別の布で乾拭きをし、汚れが目立つ所はかたく絞った布でふき取りましょう。ベンジンやアルコールを使うと鍵盤の表面が溶ける原因になるので避けてください。

内部のお手入れ法
梅雨の時期は特に湿度が高くなるので、ピアノ線が錆びたり、カビが発生したりします。普段から通気を良くして湿気がこもらないようにしましょう。
湿度が低い晴れの日にはピアノのふたを開けて換気をするとよいですね。

その他の注意点

ピアノを守るためには不調にいち早く気づいてあげることも大切。時々、すべての鍵盤を弾いて音色や弾いた感触などを確認しましょう。

また、鍵盤の上に鉛筆やヘアピンなど細くて小さいものを置かないようにしましょう。鍵盤の下にヘアピンなどが落ちると雑音の原因になりますので注意してください。